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<<   作成日時 : 2016/01/30 19:15   >>

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第一次世界大戦(1914〜18年)中に中国で起きた日独青島戦争で、最前線部隊の小隊長が残した従軍日誌が見つかったと言う記事が毎日新聞に掲載されていた。

中国で起きた日独青島戦争と聞いてすぐに解る人は相当な歴史研究家だろう。

従軍日誌は、陸軍の静岡・浜松連隊に所属する山田耕一中尉が残したもので、和紙に墨書され、山田中尉自身が後にまとめたらしい。

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動員令が下る14年9月22日から始まり、日本が青島を占領統治した後の15年2月24日まで約5カ月間の出来事を記述している。

日独青島戦争と言われても・・・でしょう。簡単に説明をする。

大正3年(1914)8月1日 欧州に世界大戦が勃発した。

当初我が国は厳正中立を表明するも、英仏など連合国からの支援要請を受けてドイツに宣戦を布告するに至った。

日本の参戦理由は日英同盟に根本をおいたものであり、宣戦の詔勅にも明示されていたが、日英同盟は必ずしも日本の参戦を義務づけるものではなかった。

欧州大戦を好機ととらえ、世界における日本の地位を高め東亜における立場を強固にしようとしたのである。

即ち、渋滞を極めていた支那問題を解決して東洋平和を確立することを目的としたもので、日露戦争までが国家存亡の関頭にたってやむなく受けて起った戦争であるのに対し、この日独戦争は、国策遂行の手段としての戦争であるとも見られるものである。

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日本軍のカノン砲

欧州列強が死闘を継続している間に米国と日本は急速に国力を伸長した。

とくに日本の発展はめざましく、五大強国の一つと云われ新設された国際連盟の常任理事国を勤めるまでになった。

しかし日本の主張した人種差別撤廃宣言は容れられることはなく、日英同盟は破棄され、やがては日本の発展を阻止せんとする対日圧迫政策を招来することとなるのであった。

英国の本心は、「英国の権益保護のために日本に参戦して欲しい。

ただし、日本の権益が拡大されない限りにおいて。」である。

そのため日本には限定的な対独宣参戦−シナ海を越えて太平洋まで拡大されず、ドイツ占領下の領土を除き他国の領土にも拡大されない−のみを希望していた。

しかし日本側には、作戦行動をイギリスの云う「一定水域での海軍の軍事行動」に限定する意志はなかった。

8月9日 加藤外相はグリーン英国大使に対し、戦争行為の範囲に制限をつけることに反対し、イギリスの利己的な限定軍事行動要請に対して、参戦の大義名分は日英同盟の履行に置いていることを伝えた。

これを受けたイギリスは10日、無制限的軍事行動を警戒して「帝国(日本)政府ニ於テ軍事行動ヲ見合セラレ度」と、参戦要請を撤回してしまった。

だが日本としても国策として一旦決定した参戦方針を取り消すことはできない。

加藤外相は、「戦地を限定することを布告中に声明することはできないが、英国政府が希望するなら同様の証言を英国若しくは関係国に与えることに異議はない」とし、イギリスも「強いて宣戦布告中に戦地局限を記載する必要はないが、日本政府から領土侵略の野心がないことを保証されれば英国政府は納得する。」と譲歩した。

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日本軍の野営地

こうして日英両国間の相互譲歩の結果、ようやく日本の対独参戦が決定したのである。

このように一度は日本に対する参戦要請を撤回したイギリスも、のちには本格的な戦争協力をくりかえし要請することになる。

これが、日独青島戦争の流れだ。

青島は明治24年(1891)以来、清国北洋艦隊の基地となっていた小都市であった。

明治31年(1898)、膠州湾地域がドイツの手にうつると青島はドイツ東洋艦隊の根拠地となり、近代的港湾施設が整備され、欧州的な大都市として上海、天津につぐ支那第三の貿易港に生まれ変わっていた。

今回発見された、日独青島戦争の従軍日誌には、航空機による日本軍初の空中戦や地雷撤去の記述のほか、兵士の功績評価も書き留めている。

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